Voxel モデルを作って Unity で使ってみた
Voxel とは
- volume のある pixel ということで、3D のピクセルアート的なもののことだそう。
Voxel モデルを作るには
- Qubicle というソフトを使って Voxel を作成し、Qubicle の Unity プラグインで取り込んで使う。
- Qubicle は下記の「クロッシーロード」のクレジットで知る。「クロッシーロード」は出来がいいしキャラが可愛いのでおすすめ。
必要なもの
- Unity 4.6 以上
- Qubicle Constructor
- Voxel エディター。
- Home Edition ($40) または Master Edition ($160) が必要。Trial Edition だと Unity 用の形式でエクスポート出来ない。
- 値段はβバージョン割引なので変わるかも。
- Home Edition は商用利用不可、 Master Edition は商用利用可。
- Qubicle Unite
- Qubicle で作った Voxel を Unity に取り込むアセット。
- $25
Qubicle Constructor の購入
- http://www.minddesk.com/buy.html から。
- Master Edition は日本円で20,461円だった。
- ダウンロード期間延長(1000円くらい)やソフトの郵送オプション(1400円くらい)があり、デフォルトで選択されているのでちょっと嫌。
Qubicle Constructor で Voxel を作る
- β版なのでリファレンスマニュアルがまだないつらい。
- 英語のチュートリアル動画を英語だけど頑張って見て試してみる。
簡単な操作まとめ
- alt(option) + マウス操作で視点を回転させる。
- "Create Empty Matrix" で Voxel を置くための空間を作成。
- フレームだけの箱に"+"のアイコン
- メニューからだと [Create] > [Empty Matrix..]
- 作成した Matrix を Move Tool (やじるし) を使ってダブルクリックで選択すると描画モードに。
- "2D" を選択すると Matrix 内の任意の断片に Pencil Tool (ペン) で voxel を書き込める。
- voxel が存在する場合は "3D" で Add Voxel Tool (ペン+) を使って、すでに存在する voxel のまわりに voxel を追加していくことが可能。
- あとは Eraser Tool (けしごむ) で消したり、Bucket Tool (水滴) で色を付けたり適当に。
- 描画モードのまま [File] > [Export As...] で Voxel のエクスポート。QB か QEF が Unity 側で対応している形式。
Qubicle Unite で Voxel を取り込む
- まずは Asset Store で Qubicle Unite を購入し、任意のプロジェクトにインポート。
- 作成した Voxel ファイルを、Unity の Asset Folder にドラッグアンドドロップでインポート。Prefab と Materials フォルダーが作成される。
- Materials の中のテクスチャのインスペクターで、Filter Mode を Point にし、Format を 16bits か truecolor にする。
- Prefab をヒエラルキーにドラッグアンドドロップしてシーンに追加。Cube を隣に置いてみたところ、1voxel が Cube 1つ分になるよう。
- 詳しい使い方は readme を参考に。
おわりに
- Qubicle Constructor の使い方がまだよくわからないが、とりあえず Voxel 作って Unity で表示するところまであまりはまらずにできてよかった。
- Blender 使えれば、ボーン入れて動かすとかできるのだろうか。あとで出来たら試したい。