Unity で NGUI を使ってポップアップウィンドウを作る
はじめに
- Unity の GUI 作成ツール NGUI を使って、下からぴょこんと出てくるポップアップウィンドウを作ります。
- Unity のバージョンは 4.3.4 で、NGUI は 3.5.6 を対象とします。
- 所要時間は10分程度です。
準備
- NGUI をアセットストアから購入します。
- プロジェクトを作成し、NGUI をインポートします。
- メニューの [NGUI] > [Create] > [2D UI] で、GUI用のルートオブジェクトを作成します。
ウィンドウの作成
閉じるボタンの作成
- アセットで "simple button" で検索すると "Control - Simple Button" というプレハブを表示します。
- "Control - Simple Button" を PopupWindow にドラッグアンドドロップして子要素にします。
- "Control - Simple Button" を "CloseButton" に Rename します。
- PopupWindow の裏に隠れてしまう場合は、インスペクターの UISprite の Depth を変更します。Depth が大きいほど重なり順が手前になります。
ウィンドウの表示ボタンの作成
- "Control - Simple Button" を UI Root の直下にドラッグアンドドロップしてコピーを作成し、これを "OpenButton" に Rename します。
ウィンドウにポップアップの動きを追加
ウィンドウ表示ボタンでウィンドウが表示されるように
- OpenButton を選択し、[NGUI] > [Attach] > [Play Tween Script] を選択します。
- インスペクターの UIPlay Tween の Tween Tartget に PopupWindow をドラッグアンドドロップして対象にします。
- Trigger condition を On Click にして、クリック時に Tween が実行されるようにします。
- Play direction を Forward にして、From から To に動くようにします。
閉じるボタンでウィンドウが閉じるように
- OpenButton の要領で、UIPlay Tween を準備します。
- OpenButton との違いは、UIPlay Tween の Play direction を Reverse にして、To から From に動くようにします。
動作確認
- シーンを実行して動作確認をします。表示ボタンをクリックでウィンドウが現れ、閉じるボタンで隠れることを確認します。